一般的にあまり知られていないラドンガス濃度が、誰もが知りたい 大震災の予知に光明をもたらすかも知れません。
東日本大震災の発生前に、大気中のラドンガス濃度が昨年6月から半年間増加していたことが、東北大と神戸薬科大、福島県立医大の研究で分かったそうです。
研究グループは「今後の地震予測に寄与する可能性がある」と期待を寄せています。
ラドンは無色無臭の気体で、地下水に溶け込んだり、大気中に拡散したりしています。
このため地殻変動や火山活動に伴って、大気中や地下水中のラドン濃度が変動すると考えられています。
季節により規則正しい増減傾向を示す大気中のラドンガス濃度が、平成20年ごろから数値が乱れ始め、昨年6月から12月初旬まで増加したそうです。 その後急激に減少し、東日本大震災発生までの約3カ月間、通常よりやや低い濃度レベルを維持した停滞期間が続いたとのことです。
阪神大震災でも同様に、地震発生の前年から、ラドン濃度に異常な増加が認められたとのことで、再現性が認められており、大震災に対する有効な予知情報につながる可能性がありそうです。 期待できます!
2011-10-05 17:04
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