宇宙に関するニュースは気が遠くなるような話ばかりですが、地球から5440万光年も離れたM87銀河の中心にある超巨大ブラックホールを研究している方たちがいるのは、驚きです。
国立天文台などの研究チームは、その気が遠くなるような遠距離にある超巨大ブラックホールの位置を、世界各地の電波望遠鏡を一体的に運用する方法で、極めて高い精度(従来の100倍以上)で特定することに成功しました。 世界で初めてだそうです。
あらゆるものを吸い込むブラックホールは、光さえ脱出できず直接観測が出来ないだけに周囲の星間ガスなどが落ち込む際に、はずみで噴出される「ジェット」の形状から位置を推定するしかなく、大まかな位置しか分かりませんでした。
今回、位置の精度アップにより、「誰も見たことのないブラックホールの姿を、直接撮影することに向けた大きな一歩だ」と言う研究者の方がおられるそうです。
早く、正確なブラックホールの形状を知りたいですよね。
2011-09-08 12:06
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
共通テーマ:日記・雑感
コメント 0