地球温暖化の影響で、夏の時期に北極海の氷が以前よりも解けているので、氷と別の氷までの間隔が、かなり広くなっています。
このため、シロクマが別の氷に移動する際に、やむなく長距離の泳ぎを強いられて、体力がないシロクマの子供の方が、途中で相次いで溺れ死んでいることが明らかになったというショッキングなニュースがありました。 シロクマの子供さん可哀想に!
しかし、現実にシロクマさんの家族に起こっている死活問題は、将来、人も含めて陸上の全生物に及ぼす危機を暗示していると思います。
今や、地球温暖化対策は、待ったなしではないでしょうか!!
自然保護団体WWFが2004~09年の6年間、68頭のシロクマの首にGPS(衛星利用測位システム)を装着して動向を調査した。その結果、20頭のシロクマが期間中、50回にわたって長距離の泳ぎを強いられていました。 1回につき最長で12・7日、距離にして実に約680キロだったそうです。
母グマと一緒にこうした長距離の泳ぎを強いられた11頭の子グマのうち、45%にあたる5頭が途中で死んだ。長距離でない数十キロ程度の移動の場合の死ぬ確率は18%だったとのことでした。
2011-08-14 09:20
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
共通テーマ:日記・雑感
コメント 0